レクサスＩＳ300ｈの劣化の兆しが見え始めたダッシュボードに予防的リペアを実施いたしました。
ダッシュボード等の劣化症状としては、色むらが出る・テカリが出る・白く粉を吹いたようになる・結露してるような感じで触ると跡が残る・ べた付く・ホコリが付着する等症状は色々あり、程度も様々です。
症状が進行すると、角が欠けたり、ひび割れたり、えぐれた様な傷が付きやすくなります。

原因はすべて同じで、ダッシュ等の素材の樹脂から可塑剤（素材に柔軟性を持たせる成分）が加水分解により表面に染み出てきている事によるものです。
日本車では、レクサスやクラウンに多く見られます。欧州車では内装小物パーツ部分で発生します。
今回の症状としては、若干の色むらが発生している程度でしたが、今後症状が悪化する前にべた付き防止策を施しました。

作業概要は、素材を侵さないギリギリの強さの洗浄剤でクリーニング後、べた付き防止用に開発された隠蔽剤を塗布した上から、調色した顔料にて塗装し、色・艶を合わせます。
塗装はスプレーガンにて行うため、細部まで入念なマスキングを行います。

今回のリペアにて安心して末永く乗り続けて頂けると思います。
トータルリペア『ベイファクトリー』では、出張または、車両引取り納車、持ち込みもOKです。
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